お休み

週末、いいお天気でしたね。
ポカポカ陽気の中、ソファーに寝転んで、ひざの上の猫を撫でながら、
一日本を読んでいました。(時々ウトウト)しあわせ〜♪

博士の愛した数式

事故で脳にダメージを受け、記憶が80分しかもたない数学者と、
家政婦とその息子との、心温まる交流の物語です。
例えて言うなら、頭の中に80分ビデオテープしか入っていなくて、
上書きしていく度、80分前の記憶は消えていく。
そのことすらも記憶できないから、忘れない為に自分が毎日着る上着
「私の記憶は80分しかもたない」
と、メモをクリップで留めている。他に忘れてはいけないメモ達も。
彼は毎朝、上着を着る度にその事実を初めて知る。
家政婦である主人公は、毎朝「はじめまして」の儀式をして仕事に入る。
彼女を記憶できないのに、その親子とは毎日が「初対面」なのに、
とても心温まる交流の日々。
とってもステキな本でした。

普通をバカにしてはいけない

これは、私が高校を卒業する時に、担任の先生が私に書いて下さった言葉です。
その時は「もっと気の利いた言葉が良かったのに・・」と不満でしたが、
歳を重ねるごとに、言葉の意味・大切さがわかってきました。
「普通」ってすごく簡単な事に思えるけど、簡単じゃない。
「普通でいる」って普段は気がつかないけど、地味だけど、とってもすばらしい。
みなさんの今日も明日もあさっても「普通の日」でありますように。