明日の記憶

何気なく買った本。今度映画化されるらしい。
主役が渡辺謙樋口可南子
50歳になったばかりの主人公。
何かと物忘れが多く、人の名前とか思い出せない。
おまけに不眠症で、お酒の力を借りてもナカナカ眠れない。
ハードワークとストレス、そして歳のせいと諦めるけど、
眠れないのがあまりに辛くて、病院へ行く。
簡単に睡眠薬を投薬してくれるのかと思いきや、何度も再検査。
ある日、妻まで病院についてきた。
   この辺りから、なんか深刻な話なんだと思ってきた。
ドクターが言う。
「これから、色んな質問をします」
「あとで聞きますから、この言葉を覚えておいて下さいね」
あさがお、飛行機、いぬ
「それでは、あなたの歳はいくつですか?」
「今日は何曜日ですか?」
「ここはどこですか?」
「何のためにここに来ていますか?」
こんな質問が続き、主人公は次第にイライラし始める。
ばかばかしい、子供じゃないんだぞ!
ドクターが机の上に物を5つ並べる。
「何があるか、覚えてくださいね」
そして、上に物をかぶせてから聞いた。
「ここに何がありましたか?」
「・・・」
思い出せない・・・。
「最初に、私が覚えておいてくださいと言った、3つの言葉がありましたね」
「何でしたか?」
・・・・どうしても思い出せない。いくら考えてもわからない。
次第にあせり始める。落ち着け、落ち着け。気が動転しているだけなんだ。
きっと最近忙しすぎたせいだ。だが、今日は本当は何曜日なんだ?
ドクターが静かに告げました。
「若年性アルツハイマーの疑いがあります」

なんとなくこういう展開かな、って思っていたのに、

ドクターが最初に言った3つの言葉が、
私もその時出てこなかったのだ!!が〜ん!!(>□<)
もしかして、私もやばいってこと?
後の展開が怖くて、まだ続きを読んでないノダ・・・。。。
あなたは思い出せますか?
「3つの言葉は何でしたか?」