「やる気」!!

うちは農家ではなかったけれど、裏の畑を田んぼにして、お米を植えた事がある。
田植えから稲刈りまで、ぜ〜んぶ手作業だった。(たぶん田おこしから)
最初、水をはった田んぼに、端から端までピーンとヒモを張る。
そのヒモには一定間隔で赤い印がついていて、それを基準に一列植える。
植え終わったら、ヒモを1列分ずらして張りなおして、次の列。
そりゃ〜考えただけで腰が痛くなるような作業。
チッチャかった私は、お手伝いの真似事をして、
田んぼでシリモチついた記憶がある。
もちろんパンツは泥だらけ。大人たちは忙しかったから自分で洗ったんだったっけ。。。
稲刈りも大変だよ〜。
カマで切るんだけど、慣れないとスパッと上手にいかない。
モタモタしてたら、一掴みのわらの長さが全然違ったりする。
ワラって結構硬くて鋭いから、子供の柔らかな手は傷だらけ。
稲を刈った順に横に寝かして並べながら、ドンドン刈っていく。
それを集めて又わらで束ねる。
束ねた稲を、稲木にかけて干す。
何日か干して乾いたら、今度は「千歯こき」という
ドラムにたくさん櫛がついた道具を足踏みで回しながら、米粒を切り離す。
今度は米粒とわらクズを選り分けて・・・。
ちっちゃかった頃のたった1度の出来事なのに、私ってよく覚えてるなぁ・・・。
たぶん、子供心に「稲作ってすっごく大変なんだ!!」って思ったからだろうな〜。
今はいい機械もあって、随分楽にはなっているけれど、
それでも、水や肥料の管理に害虫駆除。台風や日照不足に水不足。
最近は米泥棒にも警戒しなきゃなんない。
やっぱりお百姓さんは大変なのです。
お百姓さんに感謝!ホントにホントに有難う(^▽^)