家に帰ると

いつものように
彼は、玄関で熱烈歓迎してくれ、
いつものように大好きなネコ缶を食べ、おやつをもらい
ネコ草を食べて、ひとしきり部屋を走り回った後、
満足してコタツの中でマッタリと寝てしまった。
いつものように。
特別な思いで帰ったのに、何も特別な事はない。
いつものように時が流れるだけ。