練炭火鉢の思い出

かなり最近まで、我が実家では練炭火鉢を愛用していた。
(昨今は原油高のお陰で、需要が増えているらしい)
実家に帰省したときの事。
久々に帰った愛娘に、両親は大喜び。
寝るとき寒かろうと、父が練炭火鉢を寝室まで運んでくれた。
炭火焼肉店に置いてあるような練炭火鉢を、
我が家では、更にもう一回り大きい丸い火鉢にはめて
暖房用として使用していた。
それに大股開いて座って、よく怒られたもんだ・・(^_^)ゞ
だって、あったかいんだも〜ん♪
その頃の私の部屋は、姉の部屋を増築した続き部屋で、
20センチくらい低い部屋だった。
練炭火鉢は、姉の部屋と私の部屋の境界あたりに置かれた。
事件は真夜中に起きた。
トイレに行きたくなった私は、姉の部屋を通ってトイレへ。
(その辺から記憶が全く無い・・・)
よたよたと壁にぶつかりながらトイレに行き、
(パンツの上げ下げは出来たんだろーか?)
トイレから出てきて、洗面所に向かう。


手を洗おうとしてジャーッと水を思いっきり出したまんま


ドーッターン。(・ρ゜)



とその場に倒れたらしい。
(この辺も全く記憶が無い)
その頃姉は松山在住だったが、
彼女もたまたま帰省していて部屋に居たのが幸いした。
様子がオカシイと家族に知らせ、
私は意識朦朧としながらベッドに寝かされる。
心配した父が、姉の部屋にあった練炭火鉢を、
私のベッドの脇へ移動。
家族全員が見守る中、益々具合が悪くなった私は、
とうとう救急車で病院に運ばれた。
そうです。原因は・・・



一酸化炭素中毒!



私の部屋が、姉の部屋より低くなっていたので、
ガスが私の部屋に溜まっていったのが原因。
お部屋締め切ってるし。
あの日、姉が帰省していなかったら、
朝まで放置されて・・・・
♪ここに〜私は〜居ません〜
ブログなんか書いてません〜。
千のか〜ぜ〜に〜、
千のかぁ〜ぜになぁって〜、
あの〜大きな〜そぉおらを〜〜〜♪

吹き渡っていなくて良かった(^_^)
生きてるって素晴らしい。
オネーチャン。ありがとう(^_^)
あなたは命の恩人です。