先日

大国主命

生まれて初めて
「お神楽」なるものを
ナマで観た。
母の生まれ故郷、高知県の名野川に伝わる
伝統行事の「磐戸神楽」
14時から始まって、
途中休憩を挟んで19時頃まで。
「これから舞を奉納します」の「注連縄の舞」から始まり、
様々な舞を奉納した後、
メインの舞、岩戸神楽。
日本書紀からの故事ですな。
スサノオノミコトの乱暴狼藉・我儘勝手にうんざりした
天照大伸
(あまてらすおおみかみ)が
岩戸に中に閉じこもってしまう。
(神様の引きこもりか?!)
あまねく世の中を照らしていた神様が
突然お隠れになったお陰で、
世の中は真っ暗闇だ。
(科学的に言うと日食ですな)
なんとかしなくちゃ、と皆が集まって相談した。
岩戸の前で、アメノウズメが面白おかしく舞を舞い、
(不細工な女だと思っていたが、お面はナカナカ可愛かった)
やんや♪やんや♪と楽しげに酒盛りを始めてみた。
何事かと好奇心を抑えきれない天照大伸が、
岩戸をそ〜っと開けると、
(おー、ダイヤモンドリング!)
力持ちのタヂカラオが、岩戸を押し開けて、
無事に世の中に光が戻った。
メデタシメデタシ〜(^▽^)
という故事でありんす。
他にも大国主命や、剣の舞など、
それはそれは盛りだくさん。
途中お弁当も出て、
お酒を飲みながら、
村中の皆とわいわい大騒ぎしながら、舞を楽しんだ。
農村歌舞伎とか、こういう伝統行事って、
ずっとずっと伝えて行って欲しいなー。
最後に綺麗な満月が出て、
ウサギをかたどったお菓子と野点のお茶を頂いて、
大満足〜(^_^)
天気も危ぶまれていたのに、
氏神さんに守られてるんだな〜って、
神様を身近に感じた一日でした。
(10月は神無月で、神様は出雲へおでかけの筈でしたが、
その日1日は、お帰りになっていたと思います)