風が吹けば桶屋が儲かる

風が吹くと砂埃が舞い上がり、
それが目に入って、盲目の人が増える。
盲目の人は三味線弾きになるしかない。
それで、三味線がたくさん売れる。
三味線が売れるので、沢山作らなくてはならない。
三味線の皮は「猫の皮」なので、
猫の需要が高まる。
市中に猫の数が少なくなり、
今度はネズミが増える。
ネズミが桶をかじるので、
桶の需要が増える。
で、桶屋が儲かる。