ある日

A部長のズボンの裾に、何かひっついてる。
Tさんが気が付いた。
「なんか付いてますよ?」
「あー、ひっつき虫だー!」←雑草の種
「いやー、こんなの付いてたー?」
「これが付いた訳、知りたいっ?知りたいっっ?」

それって南京虫じゃないですか?
O専務が乗ってくる。
「そうそう、スーパー南京虫かもー」
かまわずA部長続ける。
「ひっつき虫がくっついたのはねー」
そこに営業A主任が割って入る。
「スーパー南京虫って何ですか?」
話を聞いてもらえないA部長、怒る。
「ちょっとー、オレの話を聞けよーっ」
はいはい。
「どこそこに行ったらね、待ち時間があって時間もてあましてねー、
そしたらそこに草むらがあったからね・・」

スーパー南京虫ってスゴイんだよねー。
そうそう、殺虫剤が全然きかないんだよねー。
話が盛り上がりかける。
「だからー、オレの話を聞けってばーっっ!ヽヽ(>O<)//」
はいはい。どーぞ。
「草むらがあったから、そこで立ち小○しようと思ってさー。
そしたらひっつき虫がくっついたんだよー」

・・・全然おもろないやん(==)ゞ
スーパー南京虫の話の方がずっとおもろい。
だけど、おもろいなんて言ってられない。
殺虫剤が効かない虫が家にたんまり潜んでて、
(殺虫剤の使い過ぎで、耐性を獲得したらしい)
夜中、人が寝静まった頃這い出してきて血を吸いに来る!
血を吸われた後、痒くてたまらないらしい。
薬が効かないから、素人には簡単に駆除できない。
家中の家具やら畳やらを特殊な装置に入れて、
80℃の熱風や温水蒸気で殺すしかない。
コワイコワイ。
やっぱ、ひっつき虫の方がマシかもしれない(^^;