お給料

今は振り込みが当たり前だけど、
イングスが始まった頃は、
まだ現金で支払っていた。
勤怠時間はもちろん、
源泉税や社会保険料も、
一覧表を見ながら一人一人手計算をしていた時代。
お給料日には、
社長から「ご苦労さま」と
労いの言葉をかけてもらってお給料袋を受け取り、
従業員は「ありがとうございます」
と感謝の言葉を述べる。
お父さんは、そのお給料袋を持ってお家に帰り、
「お父さん、お仕事お疲れ様でした」
と、家族から労われる。
お給料日というのは、
社長と従業員、家族とお父さんにとっても
感謝し合う大切な一日だったのであります。
今は、明細がたった一枚きり。
しかも明細を持って帰る前に、
すでに振り込まれてるし。
自動引落しがセットされてると、
いつの間にか減ってるし…。
お父さんの重みも昔と比べて
軽くなってしまったかも(>_<)
イングスがお給料を振り込みに変更したのは
業績アップと共に従業員も増えたから。
銀行から現金をおろしてきて、
1円単位で人数分分けるのは結構大変な作業だし、
1ヶ月分のお給料を現金でもらった人も
ロッカーに入れっぱなしにするのは不安だしね。